ジャパニーズハイブリッド
「カサブランカ」の八重咲き品種。カサブランカはジャパニーズハイブリッドとも呼ばれるユリ科の花で、明治時代に日本から輸出されたタモトユリがオランダで改良された栽培品種です。真っ白な花容と特徴的な香りで世界的にも大ブームになりました。
【日本の風土に合う百合の花】
ユリの語源は、風に吹かれて花がゆらゆらすることから「ユリ(揺り)」とする説のほか、鱗片が幾重にも重なり合う、「ユルミ(緩み)」、というように多くの説があります。ユリ属の学名リウム(Lilium)は、ラテン語に由来しケルト語では「リ=白い」からきています。
【百合の歴史】
日本の書物にゆりが現れるのは「古事記」(712年)が最初とされています。「万葉集」には、「筑波嶺のさ百合の花の夜床にも 愛しけ妹そ昼も愛しげ」と歌われており百合は1300年前の昔から人々に親しまれています。この万葉集に歌われた「さ百合」はヤマユリだといわれています。日本には多くのユリが自生していますがその主な種類はテッポウユリ、ササユリ、カノコユリ、ヤマユリの4系統に分けることができます。カサブランカを代表する大輪で華やかなオリエンタルハイブリッド系のユリは日本のゆりを交配・改良して生まれたもので栽培しやすく、ゆり人気のきっかけとなっています。現在一般的に市場に出回る園芸品種は、西洋で日本原産のゆりを交雑育種して育成されたものがほとんどです。
学名 | Lilium Casa Blanca ユリ科 ユリ属 |
開花時期 | 6月〜8月 |
花色・大きさ・花形 | 白・巨大輪咲き(20cm位)・一重咲き |
香りの強さ | ★★★★★ 強香 甘い香り |
最終樹高 | 地植え:1m 〜 2m 鉢植え:1m 〜 2m (耐寒性落葉多年草) |
栽培用途 | 鉢植え、地植え、花壇、切花 |
植栽適地 | 北海道南部〜沖縄 |
育てやすさ | ★★☆☆☆ やや難しい 日照条件:日なた、 耐寒性やや弱い、耐暑性強い |
耐病害虫性 | 耐病性:強い 害虫:普通 |
花言葉 | 純粋な愛 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
6 22,440円
10,098円 |
7 58,320円
20,412円 |
8 |
9 20,058円
9,026円 |
10 2,992円
359円 |
11 13,981円
6,291円 |
12 1,001円
120円 |