光と翳が織りなすあやにかたちを与えた、新しい「光の彫刻」
Artemide IN-EI(陰翳)MENDORI T by Issey Miyake Reality Lab.
近代化にともなって失われていった日本的美意識 --暗がりやほの灯り、かげや隈の内に美を見出す-- を論じる、谷崎潤一郎による随筆「陰翳礼讃」。
障子越しの薄明かり、照らされて際立つ和紙のテクスチャー、生まれる翳との対比。
それらの美しさは、谷崎の時代と変わらずに現代を生きるわたしたちの心を捉えて離しません。
三宅一生が率いるリアリティ・ラボが着想・開発したアルテミデ社の照明シリーズ「IN-EI(陰翳)」。
ペットボトル再生繊維100%の不織布を採用、シワ加工を施すことで、まるで和紙のような質感に。
独自の表情とともに高い強度を実現しました。
IN-EI(陰翳)MENDORI Tは、らせん状の折り模様により平面から立体に姿を変えるテーブル照明。
複雑に織り込まれたシェードはニュアンスに富んだ陰翳も生みだします。
折りたたみの手法には、ISSEY MIYAKEの服づくりで培った技術を応用。
張りのある独特の素材感により構造体を持たずして自立するMENDORI Tは、日本の折り紙を思わせる一方、数学的・幾何学的な造形物のようでもあります。
岐阜提灯と出会った彫刻家イサムノグチは、形を持たない「光」にも和紙によってかたちを与えられることを知り、「光の彫刻作品」として名作AKARIが生みだしました。
イッセイ・ミヤケによるIN-EI MENDORI Tは、日本的な「折り」の技法を通じて光と翳が織りなすあや・ニュアンスにかたちを与えた、新しい「光の彫刻」です。
ペットボトル再生繊維100%の不織布を採用、シワ加工を施すことで、まるで和紙のような質感に | | 複雑に織り込まれたシェードはニュアンスに富んだ陰翳も生みだします |
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